冬季に着るとても暖かい軽量ジャケットや軽量ジャンパーを製造するための断熱・遮熱フォームを開発しました。


上の画像は、新しい技術で作られた熱を遮断したり、断熱したり出来る超軽量フォームをジャケットの芯材として入れて作製した外気温度をジャケット内部に伝えない断熱ジャケットの実験風景です。マイナス195度の液体窒素ガスをジャケットに吹き付けてジャケット内部に外気温が伝わるかどうかの試験をしています。一瞬で全てを凍らせてしまう液体窒素なので、本来ならジャケットも一瞬で凍ってしまって、ハンマーでわずかにたたけば、チリチリバラバラに破壊されるのですが、ジャケットのガスを浴びた箇所は凍っている様子以外には問題はなさそうです。勿論、内部には外気温は届いておらず、内部温度は30度を維持しています。

この実験で、この素材の断熱性能や遮熱性能が高いことが証明されました。

この素材は以下のような製品です。

厚さは2ミリで、フォーム上になっています。たった2ミリの厚さでも、断熱・遮熱機能は抜群なのです。軽く、熱だけでなく水も通しません。風も通すこともありません。また、通気仕様にもできます。内部の熱を逃しにくくなっているために、体温だけでも十分暖かくなります。もちろん、バッテリーヒーターを入れればさらに快適な温度を維持できます。

 

この素材はNASA(米国航空宇宙局)の宇宙服の開発で用いられた素材がスピンオフして、我々にも開発できるようになった素材です。


ですから、非常に厳しい基準に従って作製しなければならない素材です。

通常のウエアー、一般登山用のウエアー、プロ用のウエアーの3つのカテゴリーでジャケットを作ることが必要ではないと考えています。

一般用では軽く薄いジャケット、一般登山用は厚めのジャケット、プロ用には機能の多く提供できるジャケットになると思います。ジャケットが薄く軽くても、外部の熱がジャケット内に伝わらないので内部は十分に暖かいです。そのために、真冬でも着ることができます。

以下の画像のような製品になると思います。


このようなジャケットを開発したいとお考えの企業さまからのご連絡をお待ちしております。

また、画像のような新機能のジャケットを製造または購入を希望される企業様からのご連絡もお待ちしております。

 

OEM/ODMもお受けしております。詳細はメールにてお問い合わせください。






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2021年08月14日