日本新素材株式会社は何時から銀イオン製品を作っていますか?

弊社は、2004年の創業時から銀イオン製品を研究開発して、製造している銀イオンのパイオニア的な会社です。弊社が銀イオン製品を売り始めたころは、日本では銀イオンいう言葉すら聞いたことがなく、何の為にそんなものを売っているのかとか、詐欺商品だろうとか、さんざん罵声を浴びせられました。当然、商品を売るのに大変苦労しました。そうしているうちに、2006年頃だったと思いますが、公正取引委員会が他社の銀イオン製品を効果がないのに効果があるような表示をしているということで、景品表示法違反で摘発しました。販売していた店舗はすべて銀イオン製品の取り扱いを中止しました。何の関係もない、真面目に製品を作って販売している弊社も、そのとばっちりを浴びて販売していたい会社や店舗がすべて銀イオン製品の取り扱いを止めてしましました。

その日の夜の、テレビニュースで大々的に取り上げられて、「銀イオンはまがい物」「銀イオンは詐欺商品」「銀イオンは効果なしでインチキ商品」と宣言されてしまいました。翌朝の朝刊紙には同様の記事がでて、万事休すでした。

それから暫くして、小林製薬やアース製薬の銀イオン事件が起こりました。どちらも、銀イオンを配合したトイレット商品を開発して売りましたが、どちらも銀イオンが入っていないか、最初から入れてないという理由で、公正取引委員会から景品表示法違反ということで、それらの商品を回収する命令が出ました。両社は、記者会見を開いて、理由等の説明をしました。両社は、「銀イオンを入れたが、結果的には消えてしまった」とか「銀イオンにこうかが無かった」とかという苦しい説明をしました。

後ほど、公正取引員会からお聞きしましたら、小林製薬の製品は、もともと銀イオンは入れていたが、水で薄めすぎて消えてしまったようだと説明されました。また、アース製薬の製品は元々銀イオンを入れてなかったということがわかっているという説明でした。

そうなると、再度テレビや新聞が銀イオンがインチキ製品のように騒ぎ書きたてて、銀イオンに決定的なダメージを与えました。銀イオンが市場から暫くの間消えることになります。

弊社も、キャンセルと返品の山になり、長期に置いておく場所もないために、残念なことに返品されてきた製品は廃棄処分せざるを得ませんでした。莫大な損害を被り、泣き寝入りするしかありませんでした。もちろん、その年から3年ほどは売り上げはほとんどなく、苦しい経営になってしまいました。どうやっても、銀イオン製品を買ってくれる会社は現れませんでした。

そこで、弊社は銀イオンの正当性を証明する必要があると思い、ここから銀イオンの実証実験を重ねていくことを決断しました。それ以外に銀イオンを証明する道が見えませんでした。銀イオンの殺菌力を強さを証明するために、研究所でバクテリアの殺菌試験から始めました。莫大な損害を受けて、資金も乏しかったのですが、無駄を一切省いて試験の資金を捻出しました。こういう実験試験は費用が高く、零細企業には大きな負担になります。最初は大腸菌、黄色ブドウ球菌、カンジダ菌、多剤耐性緑膿菌、MRSAなど次々に実験をして強い殺菌力があることを証明していきました。挙句の果てには、虫歯菌まで殺菌試験をして、銀イオンが虫歯菌も簡単に短時間で殺菌することを証明出来ました。平成22年には、中小企業団体中央会のご協力をいただき、弊社の開発した銀イオンが鳥インフルエンザウイルスを殺菌するかどうかを試験する補助金を獲得できたのです。それで、鳥取大学農学部の研究所で鳥インフルエンザウイルスの試験を実施してもらい、見事99.999%の殺菌力があることが証明されました。さらに、ノロウイルスも1分で97.5%、5分で99.99%の殺菌力を証明出来ました。

今では、弊社の銀イオン製品は、どのウイルスも1分で99.9%の殺菌力を証明しています。もちろん、現行のコロナウイルス Covid-19も同様に殺菌します。

こうしたデータを顧客にお見せすることで、徐々に銀イオン製品の注文につなげていきました。また、それが銀イオンは殺菌力があり、消臭力もあるという理解が人々の中に広がってきました。今は、銀イオンは詐欺商品でもなく、インチキ商品でもないことが広がってきたことに本当の喜びを感じています。

このような背景で、弊社は銀イオン製品を作り続けています。こうした製品を世界中に広げていくために努力を続けています。

 

 

2021年08月20日